東京諸島の山
ファンには有名ですが東京の島はトレッキングに人気な山スポットでもあります。1000メートルを超える山はありませんが海からそびえる山は標高に掛け値なし。ちなみに東京で有名な高尾山は標高599mですが登山口の時点で200mあります。そう考えると700mくらいでも登りがいがありますし、それぞれの島のてっぺんなので三原市は360度パノラマ。島=海という連想をしがちな一般の観光客には意外性があります。
各島の主な山と標高
大 島:三原山(みはらやま) 758m
利 島:宮塚山(みやつかやま) 508m
新 島:宮塚山(みやつかやま) 432m
式根島:丸山(まるやま) 99m
神津島:天上山(てんじょうさん)572m
三宅島:雄山(おやま) 815m
御蔵島:長滝山(ながたきやま) 850m
八丈島:八丈富士(はちじょうふじ) 854m
青ケ島:大凸部(おおとんぶ) 423m
父 島:中央山(ちゅうおうさん)319m
母 島:乳房山(ちぶさやま) 463m
ちなみに東京諸島の山は 火山岩というくくりでは一緒でですが、火山岩の中の玄武岩グループは大島、利島、三宅島、八丈島、青ヶ島で、流紋岩グループは新島、式根島、神津島。御蔵島は安山岩。(小笠原は調べ中)
黒いのが玄武岩で白いのが流紋岩、真ん中が安山岩。なので海岸の砂浜も真っ白と真っ黒の対照的なので驚きから地学への関心へ誘います。※下の写真の白い砂が神津島と新島、黒い砂が大島。

複数の島を訪れて、ジオパークとしての違いを楽しんでもらうのもアドベンチャーツーリズムの一つです。