異文化体験の切り口はおばあちゃんにあり。
外国人が期待する日本人は現代の日本人とは異なる筈です。
日本人がアメリカ人にカウボーイ姿を期待してしまうようなもので、わかっちゃいるがスーツ姿とカウボーイ姿ならどっちのアメリカ人と記念写真をとりたいかは明らかですよね。
といっても江戸時代の装束というのは準備も大変だし、日本人にとってもそれがコスプレレベルに現代の日本人と異なるわけなので、古い日本の文化を残しつつ、今の日本人の生活とのギャップが大きくない加減を探すためには、おばあちゃんにそれを学ぶのがいいと思います。
おばあちゃんといっても昭和生まれではなく、明治や大正時代。となるとかなりの高齢になりますから、資料などから学ぶことになります。
その頃の女性が何を着て、どんな道具を使い、どんな言葉を使い、何を食べ、何を楽しんだかを調べると外国人だけでなく、若い日本人にとっても新しさを感じてもらえると思います。
地方の良さを再発見してもらうには、いい切り口かと思います。
個人的にはおばあちゃんの料理教室にとてもひかれています。